文を拾ったので作ってみた。
同じく拾い物のコメント。
支那と猛烈に険悪になった後、アジア各国首脳の前で「すいませんでした」とやった。
状況が状況なので各国はこの大芝居を大歓迎。
今回ばかりは土下座というより「オトナの対応」と映った。
で、日中首脳会談。小泉は謝罪する必要がないし、なにより支那は謝罪を求めることができない。
靖国はいつのまにか核弾頭級のカードになっていて両者とも切れない。
せいぜい公式見解に争いのない台湾問題でお茶を濁すことしかできない。
これなら引き分けかな。
そうだ、もうひとつ忘れてはいけない。
中国は常任理事国問題についてさえ言及できなかったのだ!
同じくもう一つ拾い物のコメント。
今回総理の「へたに2国間対立を煽らないで、国際社会を巻き込んだ上で下手に出る。」作戦は大成功みたいですね。
ここで一部右派お花畑系が言うように、断固とした対立を煽っていたら、国際社会から「どっちもどっち」と言われ、逆に「なんだやっぱり反省していないじゃないかバッシング」を受けた可能性もあった。
しかし今回の国際会議の場で殊勝な態度をとることで、「こんなに謝ってるのに、かわいそうないじめられっこ」と各国の同情をもらうとともに、中国韓国の振り上げたコブシの落としどころも失くして梯子を外してしまった。
で、嘘かホントか知らんが海外でのイメージ。
すんません、スイスからです。
こちらでも小泉総理のAA会議での謝罪演説は大々的に取り上げられてました。
スイスは各国のニュースが(仏、独、伊、西、葡、+英米)が入ってきますが、取りあえず今書いた全てのチャンネルを追ってみたら、どこもかなり多きく取り上げていた様に思われます。
自分の言語の守備範囲は、英、独、仏、若干の伊、わずかの西なのですが、いずれも「日本は謝ってるじゃん。受け入れない中国が、イクナイ!!」的論調で、自分も久々に胸がス〜っとしたもんです。
あと、上のほうに町村外相を評して「鉄の微笑」と、ありましたが、謎の微笑みの裏に隠し持った
短刀で、グサっといくSamurai みたいなコメントを、どっかのテレビで聞きました。
あーなるほど…と、妙に関心しちまったよ。
こんな感じのことがあったそうな。
こちらも拾い物。
「謝罪〜! 賠償〜! 早く謝罪しろ〜!」バンバン!
「謝罪〜! 賠償〜! 早く謝罪しろ〜!」バンバン!
前略、今日も中国と韓国は元気です。
両隣の家から聞こえてくる布団叩きと大音響の騒音に、日本はうんざりため息を付いた。
町内会の役員に選出されそうになった途端これなんですわよ奥様、と壁に向かって呟いた後、奥さんって誰やねんと自分にツッコミを入れる。
近所のヤツラは及び腰で誰も仲裁に来やしねえ。
まあ自分だって関係ない立場だったら見て見ぬ振りだろうなあとは思う。
だが韓国はともかく、中国の発狂ぶりが今回はすさまじかった。
多分、いつもだったら青い顔で詫びを入れてくる自分が軽やかにスルーしてるもんで、拳の下ろし方が解らなくなって、あの日本がナマイキなー!とヒートアップしてるのだろう。
テメエの都合なんか知るかボケ。
お前性格変わったよな〜最近……。とアメリカが言ってきたことがあったが、この局面で変わらなかったらそっちのほうが問題だろうと思う。
この間ドイツの家の前を通りかかると韓国がいた。
泡を吹く勢いで自分の悪口をドイツに言いまくっていた。
声が大きいので道を歩いていただけの自分にまで丸聞こえだった。
お前さー俺が心配するのもなんだけど、お前のサイコな兄貴交えた六者面談の根回しと打ち合わせとかドイツの家とお前の家の問題の話し合いとか、他にいくらでも話し合わなきゃいけないことあるんじゃないのー?
と思いつつそっと覗いてみると日本の町内会入りは断固反対だが、ドイツは大いに賛成だ! などと突っ走っているのがさらに聞こえて他人事ながら頭を抱えたくなった。
ドイツとはこの間、何とか一緒に町内会に入ろうと確認しあったばかりだったし、第一この場合、両方町内会入り反対か両方賛成かどちらかの選択肢しかありえないと町内会の役員会議の流れを回覧板で見てれば解りそうなものなのに。
「俺はこの難しい局面のバランサーを目指ぁす!!」
高らかに聞こえた韓国の声。
アイター。
バランサーってのは俺や中国やロシアを押さえ込むだけの財力と腕力がないと言えないセリフなんですよ、カンコくん……。
そんな韓国を生暖かく見つめるドイツの顔を見てしまって、日本は口の中でもう一度小さくあちゃーと呟いてしまったのだった。
気が付くとああ会議の時間になっていた。
ああ会議というのはこの地域と少し遠いが付き合いのある別の区域の頭文字を並べた愛称で、共同のドブ掃除やカン拾いの日程など地味だが大事なことを話し合う寄り合いである。
だが何せ集まる人数が多すぎてなかなか統制が取れてないのが悩みのタネだ。
外着に着替えて外に出ると、中国の投げ込んだゴミが庭に散乱していた。
前に壊した庭の備品を弁償しろ。ゴミも片付けろ。非礼を詫びろと当たり前のことを言ったら中国はお前が悪い俺は何も悪くないとほざいてそれっきりだった。
日本は反省してない謝ってなーい! と金切り声で叫ぶ声も聞こえてくる。
謝ってるだろ。お前が認めてるだけで17回もよ。
もういいかげんグレちゃおうかな俺……。
といってグレることも出来やしないのはよく分かっている。
アメリカが自分を手放さないのは、それを恐れているからだ。
考えてみれば自分が欧州に付けばそれだけで町内勢力図がひっくり返る。
アメリカも必死なのだ。
それなのにあのドイツと共に町内会の役員選出か。時代は変わったよな……と感慨に耽りながら夜道を歩いていると、遠くに明かりが見えてくる。
会場に着いたのだ。
「日本!」
「やあインドネシア。盛況でよかったね」
「君のおかげだよ。君が僕を励ましてくれたから頑張って全部手配を済ませることができた」
インドネシアが頬を紅潮させて日本の手を両手て固く握り締めた。
水道管が破裂して家中水浸しになる災難に見舞われたインドネシアは、この寄り合いの世話役だったのだが家の有様に悲観して辞退も考えていた。
日本がそんなインドネシアを励ましここまでこぎつけることができたのだ。
「もうすぐ日本のあいさつの番だよ。もっとも日本のことだもの、準備なんかとっくだよね」
照れ笑いしたインドネシアがふと心配そうな顔つきになった。
「あの、ね、そういえば大丈夫なのかな、その……」
「中国?」
聞きづらそうにしているインドネシアに微苦笑して日本は自分から言ってやる。
「あ、うん。いやあの僕ら、やっぱりまだ余裕ないし、君達はこの地域の二大看板だし、二人が争っていると、……みんな心配してるんだ」
「うーん、そうねー」
気のない素振りを見せていた日本がふと、表情を改めた。
「……いや、いや、イケるかも。少なくとも……ふむ。あーいや、インドネシア、大丈夫だよ。
心配することは何もないから。多分すぐに元に戻るよ、心配かけてゴメンね?」
「う、ううん! そんな、僕はいいんだよ。君のことだから大丈夫だと思ってたし!」
もう一人の世話役の南アフリカが日本に挨拶を頼んでくる。
「ま、どうにかなるよ。じゃあ行ってくるね」
壇上に立つと後方で中国が小ばかにしたような顔で自分を見てせせら笑っていた。
日本はそんな中国にニヤリと笑ってみせる。
中国が不審そうに眉をひそめた。
そんな中国をあえて真正面から見つめながら日本はゆっくりと口を開いた。
「会議を主催頂いた両世話役にまずは深い感謝を申し上げます。
私は、この強い絆を改めて実感し、歩んできた道を振り返るとともに、我々が町民のために何をなすべきか議論するために、この会議に出席しました」
すうっと大きく息を吸い込んだ。
「50年前、皆様の前で我が家は、平和的に発展に努める決意を表明しましたが、現在も、この志にいささかの揺るぎもありません。
私は多くの人々、とりわけこの地域の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。
こうした歴史の事実を受けとめ、反省と心からのお詫びの気持ちを心に刻みつつ、私はあの騒乱以降、いかなる問題も、武力に依らず平和的に解決するとの立場を堅持しています。
今後とも、信頼関係を大切にして、町内の平和と繁栄に貢献していく決意であることを、改めて表明します……」
そのあとのスピーチを中国は聞いていないようだった。
怒りで顔が青ざめ、ブルブルと身を震わせていた。
昔、ちょっと考えナシの爺さんが平謝りに中国に謝ったことを思い出させてやったのだ。
世界各国の前でな。
壇上から降りると、インドネシアが感動した面持ちで近寄ってきた。
「よかったよ、驚いたけど、でもとても感動した! 僕達にあんなに真剣に謝ってくれた人なんて君がはじめてだよ!」
またしても両手を握手されてぶんぶんと振り回された。
他の国にも取り囲まれてまあおおむね好評だったかと胸をなでおろす。
認めなければ爺さんの認めたデタラメな謝罪はなかったことになる。
謝罪を認めればこれ以上のいやがらせは全て中国の非となる。
どっちに転んでも悪い話じゃない。
それにだ。
人垣の向こうから睨みつける中国に軽やかに笑いかけてやった。
これから先謝罪がどうのとイチャモンをつけてきたらこう切り返せるようになる。
あれ僕謝罪しましたよね?
あの時世界各国もみんな見てたんだからあなたも知ってますよね? と。
謝罪カードがこちらの手元に戻ってきたわけだ。
他にもこちらに戻ってきたカードは何枚かある。悪いようには事態は転がっていない。
イイヨイイヨー。
なおも感激した面持ちで語りかけて来るインドネシアに今度は本当の笑みを向けてやると、彼は赤くなって俯いた。
「あなたは何だか可愛いね」
「そんなこと、からかわないでください」
「僕ウソは言わないですよ?」
いやー素直でいいなあ、可愛いなあ。
「君の家の被害、まだ大変でしょう。僕に出来ることがあったら手伝わせてね?」
「に、日本……。ほんとに何と言ったらいいか……」
「癒されるなあ……」
涙ぐんで絶句するインドネシアにほわ〜んと頬を緩める日本の肩に乱暴に手をかけた男がいた。
「日本……。私は色々君と話し合わなければならないようだ」
「だろうね」
インドネシアを帰して振り返ると視線だけで日本を射殺しそうな勢いで中国が睨み付けていた。
「私と君は理解しあう必要がある」
「布団叩いてゴミを投げつけてきた君とも思えないセリフだ」
「何か言ったかい?」
「いや別に」
もう時代は変わったんだよ中国、と呟く。
早く気がつかないとな。見限るぜ?
「部屋を取った。そこで待ってるよ」
中国の後ろ姿を見つめながら頭は冴えていた。
カードはどちらにしろ俺の手の中。
まあいいさ、今回は面子を立ててやっても。
でも今度同じことやったら分からないけどな。
鼻歌まじりで中国の待つ部屋に向かう。
時代のうねりってヤツは最中はデカすぎて気が付かないもんなんだなあ。
呟く声を、誰も聞くものはいなかった。
ところで。
「認めない認めない認めないぞ! 俺は日本の謝罪など認めなーいっ!!1!」
「……もう会議終わったから建物のカギ閉めたいんだけど」
「認めなーい!!」
じたばたじたばたと手足を振り回す韓国は相変わらず人の話など聞いてはいない。
「家に帰りたいよ……」
夜も更けて途方にくれる南アフリカの嘆息ばかりが夜空に消えていく。
どこかで犬の遠吠え。
「認めない認めない認めなーいっ!1!!」
まだまだ終わりそうになかった。
がっくりと南アフリカはうなだれて、深い深いため息をついたのだった。
2005年04月25日
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でPSY−10の、謝罪しなかったよ。